QNAP TS-264セットアップ~2ベイのNASでRAID1は使える容量が約半分になる話

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というわけで今回はNASの初期セットアップの話。

8TBのHDDを2つ取り付けて、LANケーブルと電源ケーブルを挿し、電源を入れる。

ファームウェアのバージョンアップをして、セットアップを始める。

ストレージを使える状態にする際、QNAPのNASではストレージプールというものを作る。

ストレージとしてNASに取り付けられたHDDやSSDをまとめて大きなストレージとして扱い、その中でストレージプールという一つの容量の塊を作る。

この塊に対してRAIDを設定したり、役割を与えたりする。

ストレージプールは役割に応じて複数作る事も出来るが、個人で使うだけのNASなので一つあれば十分。

なので今回は8TBのHDDを2つ付けてRAID1を組むので、最大限使って8TBの容量としたいのだが、20%は安定稼働のために空けるのが良いらしい。

この時点で使える容量は6.4TB程度になる。

更に残った80%からボリューム、つまり実際に使うフォーマットされた領域を作るのだが、そのうち20%をスナップショット領域にするのがおすすめとある。つまり8TBベースで考えると更に25%がここで取られる。

あわせて45%が安定稼働とバックアップの為に取られ、更にシステムに幾らか取られているので、使用可能領域は実質50%くらいの4.12TBだった。

元々使っていたNASがTS-269Proで、HDDが6TB*2でRAID1を組み、実質容量4TBで利用していて余裕があったので多分しばらくは大丈夫だけど、もっと使う場合は更に大きいストレージを用意するか、4ベイを選ぶ方が良いかも。

そしてフォーマット。

同期は時間が掛かるが、これはHDDのRAIDのミラーリングなので、片方のHDDは既に使える状態。

なのでその間に必要なアプリを入れて行って、セキュリティやWebサーバのセットアップ、Dokuwikiの導入等をしていった。

RAIDの同期自体は次の日まで掛かり、大体20時間ほどで終わった。

後はQTierを使いたかったのでNVMeのM.2 SSDを2枚注文しているので届いたら付けようと思う。

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