最近、自宅で友人とパルワールドのサーバーを立てて楽しんでいるのですが、ゼノドランのレイドでゼノベーダが大量に出てくるとサーバーが重くて困っていました。そこで、サーバーマシンをスペックの高いPCに替えるなど、色々と環境改善を進めています。
その一環として、回線も高速化すべくソフトバンク光を10ギガにアップグレードしました。しかし、ポート開放の設定で思わぬ壁にぶつかり、かなり苦労したので、同じように悩んでいる方のために備忘録として記録しておきます。
ポート開放設定でハマった話
ソフトバンク光10ギガに切り替えて新しいホームゲートウェイ(NTTのXG-100NE)が来たのですが、以前のソフトバンクBBルーターのように直感的にポート転送設定ができませんでした。
色々と調べてみると、このルーターは回線事業者が配信しているソフトウェアが内部にあり、一般ユーザー向けのGUI設定画面では出来ない事が多いことが分かりました。
結局、「http://ntt.setup:8888/t/」と入力して入ることができる設定から、パケットフィルタや静的IPマスカレードといった設定を使うことで、なんとかポート開放を行うことができました。
ポート解放設定手順
- ブラウザで設定画面にアクセス: ルーターのIPアドレスに「http://ntt.setup:8888/t/」と入力します。(ntt.setupの部分はルーターのIPアドレスでもOK)
- 設定画面にログイン: ユーザー名は「user」、パスワードはルーターに入る時に初回に入れたもの 。
- SoftBank光を選択: 配信済事業者ソフトウェア一覧が出てくるので、契約した事業者(プロバイダ)を選択します。(今回はSoftBank光)
- 静的IPマスカレード(ポートフォワーディング)の設定: パルワールドのサーバーマシンのIPアドレスとポートを入れて設定します。(プロトコル: UDP、ポート: 8211)

まとめ
この配信済事業者ソフトウェア一覧ページへのアクセス方法は、公式ガイド(https://web116.jp/shop/hikari_r/guide/xg_100ne/1-r/m01_m21.html)に記載されているんです。ただ、このページの情報はプロバイダによって異なるため、具体的なソフトの内容やポートフォワーディングとの関係性までは詳しく書かれていません。
つまり、ガイドを読んでも「結局、このソフトは何ができるの?」「ポートフォワーディングってどう設定すればいいの?」と、疑問が残ってしまうんですよね。まさに、公式ガイドの落とし穴と言えるでしょう。
ちなみに、マインクラフトのサーバーも立てていますが、マイクラのポート開放もここで同じようにTCPの25565を開ければOKです。
ソフトバンク光10ギガに切り替えてポート開放をする場合、新しいホームゲートウェイの設定に戸惑うかもしれません。この記事が、同じような状況で困っている方の参考になれば幸いです。
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